毎朝、パンパンのクローゼットの前で「着る服がない…」とため息をついていませんか?服はたくさんあるはずなのに、なぜかお目当ての一着が見つからない。その気持ち、痛いほど分かります。
ご安心ください。この記事で紹介する「たった3つのステップ」を実践すれば、あなたのクローゼットは劇的に使いやすくなります。
これは、ただの収納術の羅列ではありません。整理のプロが実践する「捨てる」から始めない思考法で、リバウンドしない仕組みを作る方法です。この記事を読めば、収納の正しい手順と、あなたのクローゼットに本当に必要なアイテムが分かり、明日から迷わず行動できるようになります。
なぜあなたのクローゼットは片付かない?収納初心者が陥る3つの落とし穴
こんにちは、smartnavi編集部の田中です。昔の私も、パンパンのクローゼットの前で毎朝ため息をつく会社員でした。だから「なんとかしたいけど、何から始めれば…」というお気持ち、痛いほど分かります。
実は、クローゼットが片付かないのには明確な理由があるんです。これまで300件以上のお宅を拝見してきましたが、多くの方が同じ落とし穴にはまっていました。あなたも、心当たりがありませんか?
落とし穴①:いきなり収納グッズを買いに走る
「このボックスがあれば片付くはず!」と、おしゃれな収納グッズを先に買ってしまうパターンです。しかし、クローゼットの寸法や手持ちの服の量を把握しないままグッズを買うと、サイズが合わずに逆にスペースを圧迫し、物が増える原因になります。これは「収納グッズ貧乏」とも呼ばれる、典型的な失敗例です。
落とし穴②:「捨てる」ことから始めて挫折する
「片付け=捨てること」と思っていませんか?もちろん不要な物を手放すことは大切ですが、いきなり「捨てなきゃ」と意気込むと、思い出の品や高かった服の前で手が止まり、罪悪感で疲れてしまいます。結果、片付け自体が嫌になってしまうのです。
落とし穴③:とりあえず空いたスペースに詰め込む
目先の空間を埋めるように、とりあえず空いている場所に物を詰め込んでしまうのも、よくある行動です。この方法では一時的に片付いたように見えますが、どこに何があるか分からなくなり、結局は探し物が増えてリバウンドしてしまいます。
これらの落とし穴は、収納の「正しい手順」を知らないことが原因です。でも、大丈夫。次のセクションで、誰でも失敗しない黄金のステップをご紹介しますね。
【結論】「捨てる」から始めない!プロが実践するクローゼット収納の黄金3ステップ
ここからが本題です。クローゼット収納の成功は、センスではなく「手順」で決まります。私がプロの現場で必ず実践している、リバウンドしないための黄金3ステップをご紹介します。
Step1: 全部出す(現状把握)
まず、クローゼットの中にある服を「すべて」出してください。ベッドの上や床など、一時的に広げられるスペースを確保しましょう。
「え、全部?」と驚くかもしれませんが、このステップが最も重要です。自分がどれだけの服を持っているのかを客観的に把握することが、片付けの第一歩となります。
Step2: 分ける(1軍・2軍・保留)
出した服を、以下の3つのカテゴリーに分けていきます。「捨てる」かどうかで悩む必要はありません。「今、使っているか」という基準で判断するのがコツです。
- 1軍(スタメン): 今の季節によく着る、お気に入りの服。
- 2軍(控え): たまに着る、または次のシーズンに着る服。
- 保留: 1年以上着ていない、サイズが合わない、着るか迷う服。
この「分ける」作業をすることで、本当に大切な服、つまりあなたのクローゼットの主役が見えてきます。
Step3: しまう(動線とゴールデンゾーンの最適化)
最後に、分けた服をクローゼットに戻します。ここでのポイントは「ゴールデンゾーン」を意識することです。
ゴールデンゾーンとは、目線から腰の高さまでの、最もモノの出し入れがしやすい範囲を指します。このゴールデンゾーンの活用が、毎朝の服選びの動線を劇的に改善する鍵となります。
- ゴールデンゾーンに置くもの: Step2で分けた「1軍」の服
- 上段(枕棚など)に置くもの: オフシーズンの服や使用頻度の低いバッグなど(2軍)
- 下段に置くもの: 引き出しケースに入れたシーズンオフの服やボトムスなど(2軍)
そして、収納する際は「7割収納」を心がけてください。7割収納を実践することで、クローゼット内に余白が生まれ、一覧性が高まり、服の出し入れが格段に楽になります。 パンパンに詰め込まれた状態では、服がシワになるだけでなく、何を持っているか把握できず、結果的に同じ服ばかり着てしまう原因にもなるのです。
【アイテム図鑑】無印・ニトリ・IKEAで厳選!プロが本当に使う神収納グッズ7選
黄金の3ステップが完了し、クローゼットに入れるべき服の量が決まったら、初めて収納グッズの出番です。ここでは、私が現場で実際に使い、クライアントからも好評な「本当に使える」アイテムだけを厳選してご紹介します。
1.【引き出しケースの王道】無印良品 ポリプロピレン収納ケース
クローゼット収納の定番中の定番です。無印良品 ポリプロピレン収納ケースの最大の魅力は、モジュールが統一されているため、後から買い足してもピッタリと重なること。この収納ケースの価値を最大化する実践方法が「立てる収納」です。衣類をたたんで立てて入れることで、引き出しを開けた瞬間にすべての服が見渡せ、使いたい服をピンポイントで取り出せるようになります。
2.【コスパと種類の豊富さ】ニトリ Nインボックス
無印良品 ポリプロピレン収納ケースとよく比較される競合製品が、ニトリのNインボックスです。Nインボックスは価格が手頃で、サイズやカラーのバリエーションが豊富なのが特徴。特に、枕棚の上の整理や、小物の仕分けに力を発揮します。
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📊 比較表 表タイトル: 無印良品 vs ニトリ 人気収納ケース徹底比較 |
特徴 | 無印良品 ポリプロピレン収納ケース | ニトリ Nインボックス |
|---|---|---|---|
| 価格帯 | やや高め | 手頃 | |
| サイズ展開 | 豊富(奥行きが揃っている) | 非常に豊富(カラーも多い) | |
| デザイン | シンプル・半透明 | シンプル・不透明(中身を隠せる) | |
| 買い足しやすさ | ◎(定番品で安心) | ◯(モデルチェンジの可能性あり) | |
| こんな人におすすめ | 長く使う前提で統一感を出したい人 | コスパ重視で細かく仕分けたい人 |
3.【省スペースの救世主】MAWAハンガー
クローゼットの見た目と収納力を劇的に変えるのが「ハンガーの統一」です。その理想的な選択肢として、滑りにくく、かさばらないMAWAハンガーを強くおすすめします。厚さ約1cmのスリムな設計で、一般的なハンガーに比べて1.5倍以上の服を掛けられることも。肩のラインが崩れにくいのも嬉しいポイントです。
4.【デッドスペース活用】突っ張り棒
クローゼット内の壁と壁の間や、棚の下など、わずかな空間も無駄にしません。突っ張り棒を一本渡すだけで、ネクタイやストール、ベルトなどを掛ける新たな収納スペースが生まれます。
5.【バッグ収納の決定版】S字フック
型崩れさせたくないバッグの収納に最適です。ハンガーパイプにS字フックを掛けるだけで、バッグの持ち手を引っ掛けて吊るす収納が完成します。
6.【オフシーズン衣類の圧縮】IKEA SKUBB(スクッブ)
オフシーズンの布団やニットなど、かさばる衣類の保管に最適な収納ケースです。軽くて持ち運びやすく、使わないときはコンパクトに折りたためます。中に防虫剤を一緒に入れておくとさらに安心です。
7.【脱ぎっぱなし防止】一時置きボックス
「一度着たけど、まだ洗わない服」の置き場所に困っていませんか?そんな服の散らかりを防ぐのが「一時置きボックス」です。おしゃれなカゴなどをクローゼットの隅に置くだけで、床に服が散らかるのを防ぎ、生活動線をスッキリと確保できます。
クローゼット収納の「困った!」を解決するQ&A
最後に、お客様からよくいただく質問にお答えします。
Q. かさばるバッグや帽子はどうすれば?
A. 使用頻度の高いバッグは、先ほど紹介したS字フックを使った「吊るす収納」がおすすめです。帽子は、クリップ付きのハンガーに複数個まとめて吊るしたり、突っ張り棒にS字フックを掛けて吊るすと型崩れを防げます。
Q. オフシーズンの服の保管方法は?
A. IKEAのSKUBBのような蓋付きの収納ケースに入れ、枕棚などゴールデンゾーン以外の場所に保管しましょう。その際、必ず洗濯やクリーニングをして汚れを落としてからしまうのが、黄ばみや虫食いを防ぐコツです。圧縮袋を使うと、さらに省スペースになります。
Q. 一度着たけどまだ洗わない服はどこに置く?
A. 「一時置きボックス」の設置が最も現実的な解決策です。クローゼットの中や近くに専用の場所を作ることで、「きれいな服」と「一度着た服」が混ざるのを防ぎ、部屋も散らかりません。
まとめ:小さな一歩で、毎日の服選びを快適に
いかがでしたか?クローゼット収納で最も大切なのは、完璧を目指すことではなく、「①全部出す ②分ける ③しまう」という正しい手順を知ることです。
この手順さえ踏めば、無駄な収納グッズを買う失敗もなくなり、リバウンドしない仕組みが自然と出来上がります。
大丈夫、あなたにも必ずできます。まずは今度の週末、クローゼットの「ゴールデンゾーン」にある服を見直すことから始めてみませんか?その小さな一歩が、ストレスのない快適な毎朝の時間につながります。
この記事が、あなたのクローゼット改革のきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。


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