「玄関を開けるたびに、ベビーカーと散らかった靴にうんざり…」
そんな毎日を送る、3歳のお子さんを持つあなたへ。そのストレス、痛いほどわかります。
こんにちは、smartnavi編集部の水野です。かつての私も、仕事と育児で疲れ果て、散らかった玄関を見るたびに深いため息をついていました。「賃貸だし、狭いし、子供が小さいし…」と言い訳ばかり。でも、諦めるのはまだ早いんです。実は「賃貸・狭い・子供あり」という三重苦の玄関こそ、いくつかのポイントを押さえるだけで劇的に変わります。
この記事では、おしゃれなモデルルームのような理想論ではありません。私が300以上の「玄関カオス」を解決してきた経験から導き出した、「これだけやればOK」な現実的収納術だけを厳選してご紹介します。
この記事を読み終える頃には、あなたの玄関にピッタリな解決策が見つかり、明日から「ただいま」が楽しみになる毎日が始まりますよ。
なぜ、うちの玄関は片付かないの?あなたが陥る3つの「思い込み」
「うちの玄関が片付かないのは仕方ない…」そう思っていませんか? かつての私も、まさにそうでした。オンライン相談でも、ほとんどの方が同じ悩みを口にします。でも、大丈夫。その諦めの原因は、実はたった3つの「思い込み」にあることが多いんです。
- 「賃貸だから、壁は使えない」という思い込み
「壁に棚を取り付けられたら、どんなに楽か…」と何度思ったことでしょう。賃貸住宅では原状回復が絶対条件なので、壁に穴を開けることはできません。この制約が、収納の可能性を大きく狭めているように感じてしまいますよね。 - 「玄関が物理的に狭すぎる」という思い込み
たたきにはベビーカー、三輪車、そして増え続ける家族の靴…。ただでさえ狭いスペースが物で埋め尽くされ、「もう置く場所なんてない」と感じてしまうのも無理はありません。私も毎日、靴をまたいで家に入っていました。 - 「子供がいるから、散らかって当然」という思い込み
泥だらけの長靴、砂まみれのボール、どこに置けばいいか分からないヘルメット…。子供がいると、玄関に置きたいモノは増える一方です。「どうせすぐ汚されるし、散らかるから」と、片付けのモチベーションを保つのが難しいと感じるその気持ち、本当によく分かります。
これらの「思い込み」は、あなただけが感じている特別な問題ではありません。実は、ほとんどの賃貸・子育て世帯が同じ壁にぶつかっているのです。でも、これからご紹介する方法で、これらの思い込みはすべて解決できますよ。
賃貸玄関の救世主!「3大お悩み」を解決する神アイテムはこれだった
先ほどの3つの思い込みを解決する鍵は、「空間を縦に使う」「床面積を死守する」「小物の定位置を決める」という3つの発想の転換にあります。そして、その発想を実現してくれる救世主的なアイテムが存在するのです。
- 【壁が使えない問題】 → 解決策: ディアウォール / ラブリコ
賃貸住宅で壁面収納を実現する最大のブレークスルーが、「ディアウォール」や「ラブリコ」といったアイテムです。これらの製品は、市販の木材(2×4材)の両端に取り付けて、床と天井で突っ張ることで、壁を一切傷つけずに柱を立てることができます。この柱さえあれば、棚やフックを自由に取り付け放題。これまでデッドスペースだった壁が、玄関で最大の収納スペースに生まれ変わります。
【場所・モノ別】明日から真似できる!玄関すっきり実践アイデア集
それでは、ここからは具体的な実践アイデアを「場所」と「モノ」のカテゴリに分けて、網羅的にご紹介します。あなたの玄関の状況に合わせて、取り入れやすいものから試してみてください。
1. 壁面:デッドスペースを最大の収納庫に
- ディアウォール/ラブリコでDIY棚: 最も収納力がアップする方法です。子供のヘルメットやアウター、外遊び道具などをまとめて収納できる「おしたくコーナー」を作るのが人気です。
- 有孔ボード(ペグボード)の活用: ディアウォールで立てた柱に有孔ボードを取り付ければ、フックの位置を自由に変えられる万能な「見せる収納」が完成します。鍵やエコバッグなど、小物の定位置に最適です。
- 無印良品「壁に付けられる家具」: 石膏ボードの壁なら、画鋲ほどの小さな穴で設置できる無印良品のシリーズも選択肢の一つです。飾り棚として、おしゃれな雰囲気を演出できます。
✍️ 一言アドバイス
【結論】: いきなりディアウォールのような大物を買う前に、まずは家にある紙袋や段ボールで「仮の定位置」を決めてみましょう。
なぜなら、この点は多くの人が見落としがちで、「せっかく棚を作ったのに、ベビーカーの出し入れに邪魔だった…」という失敗が後を絶たないからです。数日間、仮置きの状態で生活してみて、家族全員の動線に問題がないかを確認することが、DIY成功の最大の秘訣です。この知見が、あなたの成功の助けになれば幸いです。
📊 比較表
表タイトル: 賃貸DIYの二大巨頭!ディアウォール vs ラブリコ 徹底比較
| 特徴 | ディアウォール (WAKAI) | ラブリコ (平安伸銅工業) |
|---|---|---|
| 価格帯 | やや安価 (1,000円前後〜) | やや高価 (1,200円前後〜) |
| 設置難易度 | 簡単。 バネ式で、はめ込むだけ。 | やや注意が必要。 ジャッキ式で、回して固定する。水平を取りやすい。 |
| デザイン | シンプル。カラーバリエーションあり。 | 豊富。 アイアン調などおしゃれなデザインが多く、パーツも充実。 |
| 注意点 | 設置時に木材を少ししならせる必要がある。 | ジャッキを締めすぎると天井を傷める可能性があるので注意。 |
| こんな人におすすめ | とにかく手軽に始めたいDIY初心者の方。 | デザインにこだわりたい、より頑丈に固定したい方。 |
2. たたき:床面積を確保して広く見せる
- ベビーカーは縦置きor吊るす: A型ベビーカーなど、自立するタイプはたたみの隅に縦置きします。難しい場合は、玄関ドアや壁面に設置した頑丈なフックに吊るすという上級テクニックもあります。
- 外遊び道具はメッシュバッグで吊るす: 砂や土で汚れたボールやスコップは、通気性の良いメッシュバッグにまとめてS字フックで吊るしましょう。汚れが下に落ちるので掃除も楽になります。
- 傘立てはマグネット式に: 家族分の傘を収納できる傘立ては、意外と場所を取ります。玄関ドアに貼り付けられるマグネット式の傘ホルダーなら、たたきのスペースを全く圧迫しません。山崎実業のtowerシリーズが特に人気です。
3. 靴箱:限られたスペースを2倍活用
- シューズホルダーで縦に収納: 100円ショップでも手に入るシューズホルダーを使えば、靴を上下に重ねて収納でき、収納量が実質2倍になります。
- 突っ張り棒で子供靴用の棚を増設: 靴箱内のデッドスペースに突っ張り棒を2本渡せば、小さな子供靴を置くのに最適な棚が簡単に作れます。
- シーズンオフの靴は箱に入れて上段へ: 普段使わない靴は、購入時の箱や透明なシューズボックスに入れ、靴箱の一番上や天袋など、取り出しにくい場所に保管するのが鉄則です。
4. 小物:定位置を決めて「探さない」仕組みを
- 鍵はマグネットキーフックに: 玄関ドアにマグネットで取り付けられるキーフックを設置すれば、「鍵どこだっけ?」がなくなります。印鑑を置けるトレイ付きのものが便利です。
- マスクはディスペンサーで見栄え良く: 箱のまま置くと生活感が出てしまうマスクは、無印良品やtowerシリーズの専用ケースに入れ替えるだけで、驚くほどスッキリします。
- 色を3色に絞る: 100円ショップの収納ボックスなどを活用する場合でも、「白・黒・木目」のように玄関全体のテーマカラーを3色程度に絞って揃えるだけで、統一感が生まれ一気におしゃれな印象になります。
玄関収納のギモン、専門家が全部答えます! (FAQ)
ここまで読んで、「やってみたい!」という気持ちと同時に、いくつかの不安も出てきたかもしれませんね。ここでは、オンライン相談でよくいただく質問にお答えします。
Q. ディアウォールの設置、本当に女性一人でできますか?コツは?
A. はい、できますよ!実際に多くの方が一人で設置されています。一番のコツは、ホームセンターで木材(2×4材)を正確な長さにカットしてもらうことです。天井までの高さをしっかり測り、「その高さマイナス45mm」など、ディアウォールの説明書に書かれた通りの長さで注文してください。木材さえピッタリなら、あとははめ込むだけなので力はほとんど要りません。
Q. 100均グッズだけでおしゃれに見せる裏技はありますか?
A. もちろんあります。先ほども少し触れましたが、最大の裏技は「色と素材感を統一すること」です。例えば、プラスチックのケースを買うなら「白」で統一し、そこに貼るラベルも同じデザインのものを使う。これだけで、100円のアイテムでも驚くほど高く見えます。また、ワイヤーネットと結束バンドを使えば、壁に簡易的な「吊るす収納」を作ることも可能です。
Q. 子供が大きくなったら、この収納はどう変えていけばいいですか?
A. 素晴らしい質問ですね。ディアウォールや有孔ボードを使った収納の最大のメリットは、ライフステージに合わせて柔軟に変化させられることです。子供が小さいうちは、手が届く低い位置におもちゃや靴の収納を作り、大きくなったら棚板の位置を上げて部活動の道具を置く場所に変える、といったことが簡単にできます。一度作ったら終わりではなく、「育てる収納」だと考えてみてください。
まとめ:小さな一歩が、毎日の「いってきます」を変える
散らかっていた玄関の原因は、あなたのせいではありませんでした。それは、「賃貸だから」「狭いから」「子供がいるから」という3つの「思い込み」が、収納の可能性を狭めていただけなのです。
この記事でご紹介した解決策を、もう一度おさらいしましょう。
- 壁が使えない問題は、「ディアウォール」で縦空間を活用する
- たたきが溢れる問題は、「吊るす収納」で床面積を死守する
- 小物がごちゃつく問題は、「定位置化」で散らからない仕組みを作る
完璧な玄関を目指さなくて大丈夫です。まずは1つ、「これならできそう!」と思ったアイデアから試してみてください。その小さな一歩が、毎日の「いってきます」と「ただいま」を、必ず気持ちの良いものに変えてくれます。
あなたの玄関の悩みに一番近いのはどれでしたか?
まずは、解決の鍵となるアイテムをチェックしてみることから始めてみましょう。


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