「週末に買い込んだ食材で冷蔵庫はパンパン。奥の方で忘れられた食材を発見して、罪悪感…。」そんな経験はありませんか? 毎日仕事や育児に追われていると、冷蔵庫の中まできっちり管理するのは本当に大変ですよね。
ご安心ください。この記事で紹介するのは、インスタグラムに出てくるようなおしゃれさより「続けやすさ」を何よりも重視した、忙しいあなたのための冷蔵庫収納術です。
完璧を目指さなくても、いくつかの「黄金ルール」と、100均などで手軽に買える「神アイテム」を知るだけで、自然と時短と節約がついてくる「リバウンドしない仕組み」が作れます。
この記事を読み終える頃には、
- 挫折しない冷蔵庫収納の3つの黄金ルール
- 冷蔵室や冷凍庫など、場所別の具体的な収納アイデア
- 私が色々試して行き着いた、本当に使える収納グッズ
が明確に分かり、きっと「これなら私にもできそう!」と、今日からすぐに行動したくなるはずです。
なぜあなたの冷蔵庫はすぐ散かる? ありがちな3つの落とし穴
冷蔵庫の収納を始めようと意気込んでも、なぜかすぐに元通り…なんてこと、ありますよね。すごく分かります。何を隠そう、以前の私もそうでした。良かれと思ってやったことが、実は散らかる原因を作っていたのです。
あなたも、こんな「落とし穴」にハマっていませんか?
- 落とし穴①:とりあえず100均で「可愛いケース」を買ってしまう
「収納といえば、まずはケースでしょ!」とお店に向かい、デザインが可愛いという理由だけで収納ケースをいくつか買ってみる。でも、家に帰って冷蔵庫に入れてみると、奥行きが合わなかったり、微妙な隙間ができてしまったり…。結果的に、収納ケースがスペースを圧迫して、かえってごちゃごちゃに見えてしまうパターンです。 - 落とし穴②:空いたスペースにとにかく詰め込んでしまう
特売で買ったお肉や、もらった野菜。とりあえず空いているスペースにグイッと押し込んで、「後で整理しよう」と思っているうちに、存在そのものを忘れてしまう…。これは、冷蔵庫内の住所、つまり「ゾーニング」が決まっていないために起こる典型的な失敗です。 - 落とし穴③:完璧な収納を目指して挫折する
SNSで見かける、まるでモデルルームのように統一された美しい冷蔵庫。あれに憧れて、全ての調味料を同じ容器に入れ替えたり、細かくラベリングしたり…。最初は楽しいのですが、忙しい毎日の中でそのルールを守り続けるのは至難の業。一度ルールが崩れると、一気にやる気がなくなってリバウンドしてしまうのです。
これらの失敗、実は多くの人が経験しています。「自分だけじゃなかったんだ」と安心してください。大切なのは、これらの失敗の原因を知り、頑張らなくても続く「仕組み」を作ることなのです。
挫折しない冷蔵庫収納の黄金ルールはたった3つ
ここからは、小手先のテクニックではなく、リバウンドしない冷蔵庫収納の「仕組み」を作るための、最も重要な3つの黄金ルールをお伝えします。この3つを意識するだけで、あなたの冷蔵庫は劇的に使いやすくなります。
ルール1:「7割収納」で死蔵品をなくす
冷蔵庫がパンパンだと、奥にあるものが見えず、同じものを二重で買ってしまったり、気づいたときには賞味期限が切れていたりしますよね。「7割収納」とは、冷蔵庫の中を常に3割ほど空けておく収納の基本原則です。
この「7割収納」を実践すると、庫内の見通しが良くなり、どこに何があるか一目で把握できるようになります。その結果、食材の使い忘れ、つまり「食品ロス」が自然と減っていきます。
日本では、家庭から年間約244万トンの食品ロスが発生していると推計されています。(令和3年度推計値)
出典: 食品ロスとは:農林水産省 – 農林水産省
「7割収納」は、単に冷蔵庫がスッキリするだけでなく、無駄な出費を抑える「節約」に直結する、最も効果的なルールなのです。
ルール2:「グルーピング」で探す時間をゼロに
「グルーピング」とは、用途が同じものや、一緒に使うものをひとまとめにして収納するテクニックです。 このグルーピング収納を導入することで、調理のたびに食材を探し回る手間がなくなり、結果として「時短家事」に繋がります。
例えば、以下のようなグルーピングが考えられます。
- 「朝食セット」: パンに塗るジャムやバター、ヨーグルト、ハムなどを一つのトレーにまとめる。
- 「味噌汁セット」: 味噌、乾燥わかめ、お麩などをカゴにまとめる。
- 「粉ものセット」: 小麦粉、片栗粉、パン粉などをまとめておく。
このようにグルーピングしておけば、朝食の準備をするときは「朝食セット」のトレーを出すだけ。調理の効率が格段にアップします。
ルール3:「立てる&透明化」で見える化する
特にズボラさんにおすすめしたいのが、「立てる収納」と「透明な収納グッズ」の活用です。
- 立てる収納: 袋物や冷凍食品などを寝かせて重ねてしまうと、下のものが取り出しにくく、存在も忘れがちです。ブックスタンドなどを活用して「立てる収納」を実践すれば、背表紙を見るように何があるか一目で分かり、取り出しもスムーズになります。
- 透明化: 中身が見えないお洒落なボックスは、几帳面な人でないと管理が難しいもの。透明な整理トレーを使えば、中に何が入っているか一目瞭然なため、面倒な「ラベリング」の手間を大幅に削減できます。中身が見えることで、在庫管理も楽になります。
【場所別】真似するだけ!冷蔵庫スッキリ収納アイデア図鑑
それでは、黄金ルールを踏まえた上で、冷蔵庫の各エリアで使える具体的な収納アイデアを見ていきましょう。
① 冷蔵室:トレー活用で「引き出し式」に
冷蔵室の奥行きは、食材を見失う原因になりがちです。そこで活躍するのが整理トレーです。奥行きに合ったトレーを使い、その上に「朝食セット」や「ご飯のお供セット」などをグルーピングして置きます。こうすることで、奥の物もトレーごと手前に引き出すだけで簡単に取り出せる「引き出し式収納」が完成します。
② ドアポケット:チューブ類は吊るしてスッキリ
ごちゃつきがちなケチャップやマヨネーズ、そして薬味チューブ。これらはドアポケット用の仕切りクリップや、100均でも手に入るワイヤークリップを使って「吊るす収納」にするのがおすすめです。逆さになることで中身も出やすくなり、見た目もスッキリします。
③ 野菜室:紙袋やファイルボックスで仕切る
野菜室は深さがあるため、小さな野菜が下に埋もれてしまいがちです。100均の紙袋やファイルボックスを使って空間を仕切ることで、野菜の種類ごとに定位置を作ることができます。特に使いかけの野菜は、立てて収納することで見つけやすくなり、食品ロスを防げます。
④ 冷凍庫:「立てる収納」で発掘作業をなくす
冷凍庫こそ「立てる収納」が最も効果を発揮する場所です。肉や魚を平らにして冷凍し、ジップロックなどに入れたら、ブックスタンドを使って立てて収納しましょう。これにより、冷凍庫を開けた瞬間に何がどこにあるか一目瞭然になり、目的のものをサッと取り出せます。下味冷凍した食材も、この「立てる収納」を実践することで、調理の時短に大きく貢献します。
【100均・無印・ニトリ】プロが選ぶ本当に使える神アイテムTOP5
世の中にはたくさんの収納グッズがありますが、私が色々試して「これは本当に使える!」と行き着いた、手に入れやすい神アイテムを厳選してご紹介します。100均の手軽さと、無印良品やニトリの品質をうまく使い分けるのがポイントです。
✍️ 一言アドバイス
【結論】: 収納グッズを買う前に、必ず冷蔵庫内の「採寸」をしてください。
なぜなら、この点は多くの人が見落としがちで、「せっかく買ったのにサイズが合わない」という失敗の最大の原因だからです。特に奥行きと幅、高さをメジャーで正確に測り、スマホで写真を撮っておくだけで、お店でのグッズ選びの失敗が劇的に減ります。このひと手間が、あなたの成功の助けになれば幸いです。
1. 【ダイソー/セリア】整理トレー(クリア)
まずは試したい、という方に最適なのが100均の透明な整理トレーです。サイズ展開も豊富で、冷蔵室の「引き出し式収納」や、ドアポケットの細々したものの整理に大活躍します。
2. 【無印良品】ポリプロピレン整理ボックス
シンプルで丈夫、そして絶妙なサイズ感が魅力の無印良品の整理ボックスは、長く使いたい定番アイテムです。半透明なので中身がうっすら見え、見た目の統一感も出しやすいのが特徴。100均のアイテムと比較すると、やはり品質の高さとデザインの洗練度が違います。
3. 【ニトリ】ブラン 整理バスケット
持ち手が付いているため、冷蔵庫の高い場所でも取り出しやすいのがニトリの整理バスケットです。作り置きのおかずを入れたタッパーなどをまとめて「作り置きセット」としてグルーピングするのに非常に便利です。
4. 【ダイソー/セリア】ブックスタンド
冷凍庫の「立てる収納」に欠かせないのが、意外にもブックスタンドです。スチール製のものなら強度もあり、冷凍した肉や魚のパックをしっかりと支えてくれます。
5. 【カインズ】Skitto(スキット)
少し価格は上がりますが、連結できる機能や計算されたサイズ設計で人気のアイテムです。冷蔵庫だけでなく、キッチン全体の収納を見直したいと考えている方には特におすすめできます。
📊 比較表
表タイトル: 人気ブランド別・冷蔵庫整理トレー徹底比較
| 特徴 | 100均 (ダイソー/セリア) | 無印良品 | ニトリ |
|---|---|---|---|
| 価格 | ◎ (110円〜) | △ (150円〜) | 〇 (299円〜) |
| サイズ展開 | 〇 (豊富だが店舗による) | ◎ (規格化され豊富) | 〇 (シリーズ展開あり) |
| デザイン性 | △ (シンプルだが多様) | ◎ (統一感のあるデザイン) | 〇 (シンプルで機能的) |
| 入手しやすさ | ◎ (店舗数が非常に多い) | 〇 (主要都市に店舗あり) | 〇 (郊外型店舗が多い) |
| こんな人におすすめ | まずは手軽に試したい人 | デザインに統一感を持たせたい人 | 持ち手付きなど機能性を重視する人 |
よくある質問(FAQ)
最後に、冷蔵庫収納についてよくいただく質問にお答えします。
Q. キレイな状態をキープするコツは?
A. 「常に完璧にキープしよう」と思わないことです。それが挫折の一番の原因になります。おすすめは「週に一度、1エリアだけリセットする日」を決めること。例えば「金曜の夜は野菜室だけ」「買い出し前はドアポケットだけ」というように、5分〜15分で終わる小さな目標を立てるのが、無理なく続ける秘訣です。
Q. 冷蔵庫の掃除の頻度は?
A. 本格的な掃除は3ヶ月に一度程度で十分です。それよりも、汚れに気づいたときにアルコールスプレーなどでサッと拭く習慣をつける方が大切です。整理トレーを使っていれば、トレーを取り出して洗うだけで済むので、掃除の手間も格段に減りますよ。
Q. 大家族で冷蔵庫が大きい場合はどうすればいいですか?
A. 基本的な考え方は同じです。むしろ冷蔵庫が大きいほど「ゾーニング」と「グルーピング」が重要になります。家族の誰もがどこに何があるか分かるように、「パパの晩酌セット」「子どものおやつエリア」など、人別にエリア分けするのも効果的です。
まとめ:完璧じゃなくてOK!まずはドアポケットから始めよう
今回は、ズボラさんでも無理なく続けられる冷蔵庫収納のアイデアをご紹介しました。
もう一度、挫折しないための黄金ルールをおさらいしましょう。
- ルール1:「7割収納」で食品ロスと無駄遣いをなくす
- ルール2:「グルーピング」で探す時間をなくし、時短を叶える
- ルール3:「立てる&透明化」で、誰でも管理しやすい仕組みを作る
完璧な冷蔵庫を目指す必要はまったくありません。大切なのは、あなたの暮らしが少しでも楽になることです。
まずは今週末、一番気になるドアポケットから始めてみませんか? 小さな成功体験が、きっとあなたの毎日を少し楽にしてくれるはずです。


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